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素 材 に つ い て

新たな試み、新たな組み合わせ

丈夫で使いやすいものを目指し、素材選びをしました。

三布三用の前掛けは、紐・帆布・晒(さらし)木綿の3 つの素材で作られています。

紐には「真田紐」を用いましたが、特徴的な織りを施した丈夫な紐です。名前の由来は諸説あるようですが、戦国時代に真田昌幸、幸村(信繁)親子の考案とするも説あります。事実、武将が刀の下げ緒に使い、甲冑に用いていました。魂ともされる大事な刀を体に結びつける紐でした。

帆布は古代エジプトにおいて船の「帆」として使われるようになったのが始まりとされています。日本では織田信長の帆船に用いられたのが最初だと言われています。厚手で丈夫な生地なので様々な用途で使われ、今も鞄などによく使われています。

そして手ぬぐいなどに使われる晒木綿です。木綿生地は奈良時代に大陸から輸入されました。長い間、原料となる綿花の栽培が確立されなかったので貴重な布でした。江戸時代ごろから庶民の着物にもようやく普及し、反物の切れ端が手ぬぐいとなりました。

 

前掛けの前身頃は擦れに強い帆布を使い、横、後ろには通気性と吸水性がよい晒木綿を使いました。一部に柔らかい生地を使うことで、立ち座りの時のごわごわ感がなく、長時間付けていても蒸れにくくなりました。また、作業中にちょっと手を拭きたくなるときがありますが、横、後ろのちょうどいい所が「手ぬぐい」となっています。私たちの日々の暮らしを支えてくれる素材にも興味深い歴史がありました。それらを組み合わせて新たな前掛けを作ることができたことを嬉しく思います。

 

前掛けとエプロンの違いは、前掛けは紐を使って腰のあたりにしっかりと結びます。その紐が腰を守ってくれるのですが、気が引きしまり、「よし!」という気持ちになります。心地良い緊張感が生まれ、日常から仕事、あるいは本気の趣味へと切り替える瞬間になるのではと思います。

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